九州の温泉地で、地熱発電(バイナリー発電)のプラント建設が進んでいました。ここで使用するポンプには、高温で硫酸塩泉に耐える耐久性が必要でした。
また、周囲には宿泊施設や民家も多く、使用機器には高い静粛性も求められました。
液温70℃程度の硫酸塩泉で、硫酸イオンと塩化物イオン濃度が高い水溶液だったので、腐食しにくく耐久性のあるSUS316を用いてポンプを製作しました。また、納入時には騒音検査(dB)とオクターブバンド分析を行い、騒音基準をクリアしたものを使いました。