砥粒スラリー液の移送で金属製のクーラントポンプを使用していました。
ところが、スラリーによるインペラーなどの摩耗が激しく頻繁に交換が必要であったため、摩耗に強いポンプの製作を依頼されました。
固いスラリー液に対しては、樹脂製の材質が良いことを提案し、設計に着手。シールレスおよびノーメタルの完全シールレスと、特殊スラリーに対応できる耐摩耗を重点に置き、設計および施策を繰り返しました。優れた耐摩耗性を評価していただいたことで、正式に採用していただきました。